今回は、出来れば避けたい食品について解説していきます。
これからお伝えするものは、コンビニやスーパーなど身近で大量に販売されているので、なかなか避けられないという事、また依存性が高い為、常食となっているのが現状です。
このような食生活の変化により現在までに糖尿病やガン患者は年々右肩上げりとなっています。
私は様々な栄養学を学び、様々な著書をみてきましたが、賛否両論ありますが、その中でやはりこれは避けた方が良いというものをお伝えしていきたいと思います。

目次

  1. 出来れば避けたい食品3選
  2. 揚げ物などのトランス脂肪酸
  3. パン・うどん・パスタ・ラーメン・ピザなどの小麦製品
  4. 砂糖
  5. 肥満や病気のリスクを無くすために

出来れば避けたい食品3選

ここでは、特に注意したい身体に影響を及ぼす可能性のある食品3選を紹介していきます。
たまにであれば嗜好品と食を楽しむのは大切ですが、毎日の様に摂取し続けることで、肥満、糖尿病、がん、脳卒中、心血管疾患などのリスクが増えていきます。
各食品についてそれぞれ解説しながらお伝えしていきます。


揚げ物などのトランス脂肪酸

アメリカで日常的に揚げ物の摂取している人の、全死亡率、心血管疾患を調べた調査があります。
全く食べない人に比べ、習慣的に食べる人は全死亡リスクが13%、心血管疾患による死亡リスクが12%増加すると分かりました。
特にその中で危険と言われているのが【トランス脂肪酸】の摂取となります。
トランス脂肪酸は油脂を用いて作られたマーガリン、ショートニング、植物性油脂などです。
大手ファーストフード店の揚げ油は、1週間油を替えないという情報もあります。
コンビニ横のショーケースや、ポテト、フライドチキンはとても魅力的ですが、添加物がたっぷりな上、トランス脂肪酸の摂取により、糖尿病や肥満のリスクを増大させてしまいます。
揚げ物は出来るだけ家で作るようにし、オリーブオイルなどを使用して揚げるなどして工夫をしてみてください。


パン・うどん・パスタ・ラーメン・ピザなどの小麦製品

パン、うどん、パスタ、ラーメン、ピザ、たこ焼き、お好み焼き、クッキー、ケーキ・・・今や上げるとキリがないほど溢れている小麦製品ですが、小麦を大量に摂取する事で以下のことが身体で起きます。

◎胃の滞留時間が長く、グルテンが消化吸収を妨げる事、
◎パンに含まれる食塩が胃を傷つける事
◎高熱の加熱調理で、タンパク質と糖が結びついてAGEs(終末糖化産物)が作られること。

この事が上げられています。
AGEs(終末糖化産物)とは、タンパク質と糖が加熱されて出来た物資の事をいいます。
AGEsは強い毒性を持ち、血管に蓄積すると心筋梗塞や脳梗塞、骨に蓄積すると骨粗しょう症、目に蓄積すると白内障など、人体全てに影響を及ぼします。
朝パンを毎日食べている方は、まずは朝のパンから少しづつ控えてみるのも良いかもしれません。


砂糖

疲れた時には甘いもの・・・と言いますが、実は糖を摂ることでより身体を疲れさせ、依存性を高めてしまうのです。
糖は肥満だけではなく身体の様々な病気をもたらします。
糖を取り続けると慢性炎症を起こします。
慢性炎症を伴う病気は、喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患、関節リウマチなど様々な疾患が知られています。
これだけではなく、老化の進行、ガン、糖尿病、肥満、動脈硬化、アルツハイマー病など
慢性炎症により進行しているという証拠が見つかってきています。
また糖の中でも危険なのは、お菓子やジュースなどに使用される人工甘味料です。
人工甘味料はブドウ糖の10倍の速さで、小麦でもお伝えしたAGEsを作ります。
この様に身体には良くないと分かっていてもやめられないのが糖です。
糖は依存性が高く、食べたらまた食べたくなってしまう為、毎日は出来るだけ避け、嗜好品としてたまに楽しむ様にするのが良いです。


肥満や病気のリスクを無くすために

上記でお伝えした食品は、胃の分泌作用と神経反応を狂わせ、消化・排出のプロセスに影響を及ぼします。
病気や肥満には糖、揚げ物、小麦の過剰接触を出来るだけ控えることが予防へと繋がっていきます。
美味しいものが沢山溢れている世の中ですので、嗜好品として楽しみながら、常食にはならないよう取り入れてみてください。
これにより食生活を見直すきっかけとなって頂けたら嬉しいです。