現在では1日3食が当たり前となっていると思っている方が多いのではないでしょうか?
世の中には、朝だけ○○、小分けに食べる、夜は控えめに、などなど・・・様々な食事法が溢れています。
ここでは、身体に必要な食事方法をお伝えしていきたいと思います。

目次

  1. 1日3食は必要?
  2. 3食は食べ過ぎなのに栄養失調
  3. 空腹の時間を作り腸のお掃除タイムを15時間作る
  4. まとめ

1日3食は必要?

ある調査では、日本人の8割が1日3食という結果が出ています。
これは、江戸時代以降、1日3食という習慣が定着し、お腹が空いていなくても時間になったら、“なんとなくご飯食べよう”とつい、なりますよね。
しかし食べたいと思う気持ちは脳であり、食べ物を取り込む腸は、本当に食べ物を欲しているのでしょうか?


3食は食べ過ぎなのに栄養失調

皆さんは1食の中で、手軽に食べられるようなコンビニやファーストフード、パスタやおにぎり、ラーメン、パン、フライドポテトなど、炭水化物の単品食いになっていることはないでしょうか?

このような主食は、殆どが糖質です。
3食全て炭水化物を摂っていると、他の栄養素よりも明らかに糖質過多となり、消化するのにビタミンやミネラルが大量に使われてしまうので、食事の量は摂っているにも関わらず質的栄養失調となっている可能性があります。
それにより、疲れやすかったり、肥満や糖尿病など、生活習慣病などの病気を引き寄せたりする可能性が高まります。
この様に栄養素ももちろん大切ですが、もう一つ大切な事があります。それは、腸をお休みさせるという事も非常に重要なポイントとなります。


空腹の時間を作り腸のお掃除タイムを15時間作る

ではどのようにと食事を摂ると良いかというと、腸のお休み時間を作ることです。
腸は空腹を感じる約4時間ほどで腸のお掃除が始ります。
しかし食事を連続で取り続けていると、腸内のお掃除ができなくなってしまいます。
そうなると、腐敗した食べ物が腸に溜まり悪玉菌が増える要因となるのです。
また、食べ物を消化する毎に活性酸素が発生します。
活性酸素はガンや動脈硬化を引き起こします。
その為、食事量を増やす毎に活性酸素を増殖するリスクがあるため、少しでも食事を減らすことで、腸を休めて活性酸素を減少できるのです。

腸を休ませる目安としては、1日1回15時間以上休ませるのが理想です。
例えば、
夜7時までに食事を終え、翌日10時に初めての食事を取る。
朝5時に食事をし夜8時に食事を取る。
など、生活ペースに合わせて腸を休めせるのが大切になります。


まとめ

今回は本当に1日3食は身体に良いのか?という事をお話ししていきました。

①3食を食べている日本人が約8割。お腹が空いていなくても時間になったら食べてしまうということで、実は食べ過ぎの可能性があるということ。

②現代の食生活では、単品での炭水化物が多く、糖質過多の食事となりがちであり、3食食べている割には栄養が取れていない質的栄養失調になっている方が増えているということ。

③空腹時間を作り、腸のお掃除時間として、腸を一定時間お休みしていく事が大切。食事を連続で摂ると腸がお休みする暇がなく疲弊してしまう。そして腐敗した食べ物が腸に溜まり悪玉菌が増える要因となる。また、食べ物を消化する毎に活性酸素が発生しガンや動脈硬化を引き起こす原因となる。

3食であっても、適量であれば健康に生活出来ている方もいらっしゃいます。
しかし、炭水化物や糖質ばかりで、お腹いっぱいになるまで常に食べてしまうことは、身体にとってかなりの負担となります。
食生活は1.2年で身体に異変が出るわけではありません。
長年の蓄積により病気の引き金となります。
食事は腹八分目、または六分目を心がける事で身体の負担を軽減する事ができます。
これにより食生活を見直すきっかけとなって頂けたら嬉しいです。