『ちゃんとやらなきゃ!』と思いながら体を動かしていると、実は体が動きづらくなっているかもしれません。
でも動かさなきゃいけないんじゃないの?
と思われるかもしれませんが、頑張りすぎると力みが入ります。
そうすると、いくら体を動かしても、本当に使いたい軸のポイントを動かせずにいる可能性もあります。
例えば、釘を打つとき釘を打たずに、木ばかりを打っている。そうすると木は傷つき、釘はそのうち倒れてしまいます。
力が入れば入るほど、全然違う箇所を動かしていて傷つけてしまっているケースもあります。
そうなると、『こんなにやっているのになぜ結果が出ないの?』と悲しくもなってしまいますよね。
本当に頑張っている方にので、ご自身をもともっと褒めて労わってあげて欲しいんです。
まだまだ頑張らなきゃ!やらなきゃ!と頑張りすぎてしまう事で視野を狭くしてしまいます。
もっと体を労わりながら、どう動かしたらラクに動けるかな?
と呼吸を整えながら実践していけると、気づかなかった部分が見つかるかもしれません。
そのくらい体の力が入っていることも意外と気づかないものです。
呼吸をすると本来、体が動きやすくなりますが、呼吸をしても良くわからない、心地よくない、逆に辛いのであれば、緩めていくことも視野に入れながら実践していくことで、より体は心地よく動かせるよう実践していくのが良いかもしれません。
体は十人十色。
がんばりすぎる方もいれば、力が抜けすぎてしまっている方もいます。
その中で、自分にとっての「ちょうどいい塩梅」を探していく。
それが、本当のバランスだと思います。
がんばる体から、感じる体へ。
今日も、そんな気づきのひとつに出会えますように。
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